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去る3月定例市議会で承認されました石垣市の平成15年度の予算は、一般会計が総額で188億170万円、特別会計は総額144億6,879万5千円と、それぞれ前年度と比べると一般会計は1.7%増、特別会計は6.8%の増となっています。このような予算編成の元にこの一年間、石垣市の市民のため、市政の発展のために私達は仕事を行っていきます。大変厳しい財政事情の中で、市民にとっても不況下の経済状況ですが、ご協力をお願いしながら平成15年度もスタートをきりたいと思います。
そこで市職員に申し上げたいことは、昨今の社会経済事情等を十分に念頭におきながら、今こそ市民のために働く、市民のために役に立つ市役所の職員・公僕として活躍願いたいということです。4月1日は年度始めのセレモニーを行い、新たな職員体制でスタートきりました。各部・課で課題となっている事に全力をあげ取り組んで頂きたいと思います。各職員にかかる仕事の重さは十分に認識していますが、その中でこそむしろ自らを鍛え、精励する中で市民の負託に答えていく石垣市の職員としての奮闘を、心から期待しています。また市の公務員として、市民に対し丁寧に優しく接して頂きたいと思います。厳しい社会経済情勢の中で、市民が職員に求めている要請や期待は、私達が想像する以上に大きなものがあるかと思います。市の職員として信頼される仕事をこなし、多くの日常的な問題を正しく処理することを強く望みます。
今年度は重要な年度となります。一つに県は、新石垣空港の事業採択を来年行うと申していますし、それに向け市民が一丸となり、新石垣空港建設着工の準備を整えていく一年になろうかと思います。県の新石垣空港対策室の職員と共に東京で、賛成地権者への新空港の説明を行って参りました。初めて東京で新石垣空港の具体的な説明を行い、大変感慨深いものがあります。「やっとここまでこれたんだ」という認識のもとに説明会を終えて参りました。また一方では、一坪共有地主の方々が自然保護を強く訴えています。それはもちろん私達も十分に認識していることで、自然保護を行わずして私達の郷土は守れませんし、将来市民に自然を残すためにも、現在おかれている環境問題をしっかり解決していく必要があります。それは第一に赤土等の問題ですし、汚れている海をきれいな海にしていく、ということではないかと思います。東京で「今年のトラベル・アンド・ダイブ大賞」の受賞式がありました。2002年も石垣市は日本一のダイビングエリアということで表彰されていますし、観光リゾートについては3年間連続で、全国一位になったということは、大変誇るべきことです。このような優れた自然を、今後ともしっかり引き継ぐ必要があると痛感させられたわけです。
さて、来る日曜日(4月13日)に第8回ITUトライアスロンW杯石垣島大会、第16回石垣島トライアスロン大会が迫ってきました。このトライアスロン大会は市民から大変高い評価を受けていますし、また市民が総出でトライアスロン大会を開催していることで、選手や組織委員会からの評価は、抜群に大きなものがあります。先日は「トライアスロン大会を応援しよう」とチャリティーゴルフが行われました。色々な市民がトライアスロン大会成功のために、様々な形で協力を申し出て頂いています。昨日はレス・マクドナルドITU会長がお孫さんを同伴し石垣入りをされました。その理由は「石垣島大会は大変素晴らしく孫にも見て欲しい」ということと、イラク戦争が多少影響あるかもしれませんが、しかし世界の人々、海外の選手に「石垣島大会は、安心・安全な街だから自ら証明し、PRしたい」ということが大きな狙いのようです。イラクでは大変凄まじい戦争状態となっています。メディアが伝えてくるイラクの様子は、まさしく悲惨で、子供達や女性達は傷つき、あるいは命を落とし、病院でも何ら治療ができないという極限の状態等が伝わってきました。やはり戦争は決して行ってはならなく、周りも戦争そのものを許してはならないと、私達はトライアスロン大会の開催をしながら、一方で強く思うわけです。早くこのようなイラクでの戦闘が終結し、一刻でも早く平和が戻ってくることを強く念願します。
また、第1回石垣島マラソン大会で負傷した三浦選手も順調に退院し、職場復帰されたという明るいニュースと、「大勢の石垣市民の皆様の激励のおかげです」という嬉しい便りが届きました。これからも石垣島マラソン大会、トライアスロン大会を開催していく中で平和を象徴するスポーツイベント、あるいは世界の人々と交流していく石垣島として、今後ともその地位を占めていきたいと強く思います。
(「市長のおはようロマンメッセージ」4月8日放送分の要旨です。)
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