平成20年03月05日放送

千葉ロッテ 再び覇者へ 〜石垣島春季キャンプの成果〜

 3月となり、岡山から桃の花が届き、市内でも桜が咲き、3高校生が卒業式を迎え、新たな出発となる春の到来です。前途ある若人がそれぞれの夢を追って活躍されることを念願しています。
 さて、キャンプを終了し、日本一を目指して石垣島から旅立った千葉ロッテマリーンズに多くの市民、ボランティアの方々から支援をいただきました。ご協力に対し心から感謝申し上げます。千葉ロッテは、キャンプ終了後もオープン戦で最高勝率を出しています。バレンタイン監督は石垣島キャンプが成功したと述べています。
 キャンプの始まりは、やはり八重山商工が甲子園で春夏と素晴らしい試合を見せてくれたこと。そして、大嶺祐太選手が千葉ロッテにドラフト1位指名を得たことなどよい条件が重なったことでした。元をただせば伊志嶺吉盛監督の登場が大きな意味を持つわけです。伊志嶺監督も先般琉球新報社の社会活動賞で表彰され祝福を受けました。大嶺選手がもし他のチームに指名された場合には成り行きが変わったでしょう。
 ロッテ球団が石垣島に注目していたことも事実です。いろいろな形で石垣島に千葉ロッテを引きつける力があったと思います。野球の盛んな風土、商工高校のように爽やかなチームの存在、優れた選手が誕生してきた。市民も千葉ロッテをぜひ呼びたいと運動が起き、行政と市民が協力して協力会を立ち上げ、短期間でキャンプを迎え、順調に終わることができました。
 いしがきブルースタジアムは緊急に改修し、工事面での不備も心配されましたが、多くの情報を得て専門的に処理し、間に合わせることができました。球団や専門家の意見等も取り上げ、支障なく終えたと思います。バレンタイン監督も小雨で始まり、小雨で終わったが、雨のために思いどおり練習ができなかったのは一日だけだったと話していました。結果としてオープン戦で順調に仕上がったチーム状況を見ることができます。心強いことに瀬戸山球団社長から来年もぜひお伺いしますという約束をもらいました。また、今回のチームは非常にやる気がある。情熱がある。優勝へ向かって元気にスタートを切ったと話していました。
 千葉ロッテは、 年にパリーグ、日本シリーズ、アジアシリーズで優勝という3つのチャンピオンシップをとっています。ちょうどバレンタイン監督が二度目の指揮官としてニューヨークメッツから招致され、翌年にはチームを3つの優勝へと導いたのです。監督は明るい誠実な方で、外国人特有のユーモアがある人格者、そして偉大な方です。千葉ロッテはキャンプで逞しく成長し、大嶺投手や母親が登野城出身の新里健選手も含め地元ファンは注目していくでしょう。
 千葉ロッテキャンプは多くの市民に熱烈歓迎していただきました。その歓迎にロッテ球団も非常に感動したようです。島の人たちはとても温かい、心から応援をしてくれたと評価を頂きました。子どもたちに野球を教え、様々な市民との触れあいを得ることができました。バレンタイン監督は滞在中は、私たちは石垣市民の一人であると話していました。
 地域づくりに参加していくと意思表示している球団です。球団は、まちに大きな激励を、子ども達に夢と希望を与えました。まちは賑やかになり、華やかな雰囲気を醸し出し、大勢のマスコミも来島し島の良さを広く紹介をしてもらいました。まちづくりは人づくり、これは行政の大きな使命です。このまちをどう育てるかということは、今日の子ども達を含めて青少年の育成に島の将来がかかっているということです。今回、石垣市の歴史に残る一つの大きなイベントをみんなで成功させたことは市民に大きな自信を与えたことでしょう。
 これからリーグの百三十試合余りで千葉ロッテは多くの勝利を得て優勝フラッグを奪還し、石垣島で市民とともにパレードすることが叶うことを強く望みたいです。来年のキャンプは一層盛り上がった対応をする中で、市民とともにマリーンズの選手たちを温かく迎えることができたらと思います。
 (3月5日放送のおはようロマンメッセージの要旨から)



ロッテマリーンズ紅白戦で早川大輔選手の超美技に歓声を上げる外野席の
市民(2月11日いしがきブルースタジアム)