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名蔵アンパルは石垣島の南西部に位置し、市街地から車で15分の位置にあり多くの市民が釣りや潮干狩り、
バードウォッチング等のレクリエーションに訪れる場となっております。
「アンパル」の地名ついては「網張り」が地名の由来であると言い伝えがありますが、定かではありません。
この地域はマングローブ林、干潟、海浜、海面、原野、海岸林等の様々な自然環境がまとまって存在する湿地です。
またこの地域には、カニやエビの仲間がたくさんすみ、東アジアなどから渡ってくるシギ・チドリといった
水鳥たちの休息場所や冬を過ごす場所になっているとともに、カンムリワシやキンバトなど鳥たちがエサをとり、
くらす場所にもなっています。
八重山を代表するカンムリワシも周年見ることができますし、このアンパル干潟では、これまで約190種の野鳥が
記録されております。
また干潟に生息するカニを擬人化し、それらを歌った「アンパルヌミダガーマユンタ」という民謡があります。
カニの習性を的確に観察してうたいあげており、まさに、アンパルの豊かな自然が生んだ歌といえます。
このことからも、昔から自然豊かで市民に親しまれた場所であったことが分かります。
名蔵アンパルは平成15年11月に国指定の鳥獣保護区となり、平成16年には背後の湿地帯を特別保護地区に拡大し、
登録湿地の前提条件であります法的担保が確保されました。
このような手続きを経て、平成17年11月アフリカのウガンダで開催された第9回ラムサール条約締約国会議において
ラムサール条約湿地に登録されました。
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