平成 29 年度 石 垣 市 の 教 育


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はじめに


 近年の急激な社会の変化に伴う国際化、情報化並びに少子高齢化への対応の中で、本市においても、多様な個性を発揮できる人材の育成が求められています。こうした状況の中、学校では教育課程をとおして児童生徒の学力向上を図るとともに、子供たちに知・徳・体の「生きる力」を備えた、これからの社会に主体的に対応できる能力、生きるために必要な力を身につけさせなければなりません。
 また、市民一人一人が、自ら学び続けることで成長する生涯学習のための教育環境を整備していかなければなりません。
 本市教育委員会は、教育基本法に定められた教育の理念を踏まえ、国の教育振興基本計画及び沖縄県教育振興基本計画を参酌し、第4 次石垣市総合計画に掲げられた「未来の担い手を育てる」「ひとりひとりの個性を育てる」の2 本の柱を中心に、子供たちをはじめ学ぶ市民を主役に学校教育・生涯教育の幅広い分野で、社会の変化に伴う長期的な見通しのもと、将来を見据えた施策を着実に推進していく責務があります。
 まず、学校教育関連では、各学校における朝の帯タイムの活用、家庭学習強化月間、放課後の補習指導、スポーツ少年団の父母等が見守る冠鷲プロジェクト放課後学習支援等、学校・家庭・地域の協力のもと、学力向上を推進します。また、知識基盤社会を生き抜く人材づくりのため、ICT 教育と情報モラル教育の充実を推進します。幼児教育については、「子ども・子育て支援新制度」が平成27 年度から施行され、本市においても「石垣市子ども・子育て支援事業計画」が策定されました。市長部局と連携し、地域の実情に応じて、同計画の実施を図ってまいります。
 学校施設に関しては、本年度も老朽化に伴う建替え事業を中心に各種事業を推進します。
 生涯学習の推進については、社会教育学級及び講座等を開催しています。また、日常生活において失われつつあるスマムニの普及活動をとおして、高齢者や若者など多様な世代間交流を図り、本市各地域の方言文化の継承と普及に努めてまいります。
 文化財については、文化財指定など文化財愛護思想の高揚に努め、引き続き保護と活用を図ってまいります。
 図書館においては、移動図書館、ブックスタート事業、団体貸出の推進、学校図書館とのネットワークの充実、地域文庫活動への支援など、市民ニーズに沿った図書館サービスの更なる向上と家読(家族ふれあい読書)事業の推進に取り組んでまいります。
 青少年健全育成については、児童生徒・若者等の自立支援を継続し、ユースアドバイザー事業、子ども若者支援事業等を推進します。
 本冊子は、石垣市教育委員会の組織と活動概要をまとめたものであります。ご高覧いただき、本市教育へのご助言と、より一層のご協力を賜れば幸いに存じます。


  平成29年6月

石垣市教育委員会 教育長 石垣 安志