石垣市平和港湾宣言

平成11年(1999年) 3月26日 議決


  石垣市は、美しい自然を誇りに豊かな市民性を育んできた郷土を
  住みよいまちに発展させるため、市民とまちの将来像を
  石垣市都市目標に定めた。

  私たちは、この理念が世界平和の達成なくしてはありえないことを
  認識している。
  
  私たちは、昭和59年3月「石垣市非核平和都市宣言」を行った。
  そして、この宣言からすでに15年の歳月が経過した。

  しかしながら、核兵器の脅威は、なお地球上から消滅しないばかりか
  新たな核兵器拡散の恐怖さえ広がり、世界平和に深刻な脅威を
  もたらしていることは、全人類のひとしく憂えるところである。

  わが国は、世界唯一の核被爆国として、また、平和憲法の精神からも、
  国内で唯一の地上戦で悲惨を極めた沖縄戦や戦争マラリアの悲劇を
  絶対に繰り返させてはならない。

  石垣港は、わが国の南の玄関として、地域経済の振興と市民の生活安定に
  重要な役割を果たしてきた。

  八重山圏域の発展と港の繁栄は、平和のもとで、生産、消費等諸活動が
  保障されてきたからにほかならない。

  利用するものにとっては使いやすい港、働く人にとっては働きやすい港として
  発展しつつある石垣港は、同時に親しまれる平和な港でなければならない。

  したがって、
  平和で豊かな自然文化都市をめざす石垣市は、
  石垣港が歴史的に果たしてきた役割を評価するとともに、
  日本国憲法の崇高な理念に基づき、非核三原則の完全実施を求めるとともに、

  「石垣市非核平和都市宣言」を一層発展させ、
  今後とも石垣港が貿易・物流の発展に寄与し、明るく住みよい市民生活を守り、
  平和と繁栄をもたらす利用の促進が図られるよう

  ここに「石垣市平和港湾」を宣言する。

石垣市長 大M長照