第9回「和紙づくり」

更新日:2020年03月02日

第9回講座 「和紙づくり」2月6日・7日(土・日)、那覇市首里で和紙作りをされている安慶名清氏を講師にお迎えして、第9回講座「和紙づくり」をおこないました。

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講師の安慶名先生は、那覇市首里儀保町で手漉琉球紙工房「蕉紙菴」を営んでおられます。
こども博物館教室では、第4期生の時からお世話になっています。
 
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今回の講座では、石垣島に自生しているアオガンピの樹皮とリュウキュウトロロアオイから採れたネリを使って和紙を作ります。
はじめに、和紙の原料になる植物の種類や和紙づくりの作業工程を教わりました。

 
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 1日目の作業は、アオガンピの枝を蒸す1「原木蒸し」、樹皮を剥いでいく2「皮はぎ」、鍋の中に樹皮とソーダ灰を入れて柔らかくなる
まで煮る3「煮熟」、小さなゴミを取り除く4「ちり取り」、木槌で繊維が細かくなるまで叩く5「叩解(こうかい)」と、綺麗な和紙を作るため
に欠かせない和紙漉きの下ごしらえをしました。
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 写真(左)は、 「ちり取り」をしているところです。アリよりも小さいちりを取るので、とっても大変な作業でした。
 写真(右)は、ちりを取り終えた原料を、木槌で叩いて細かい繊維にしていきます。最後に水に混ぜて、細かな繊維になっているか確認しました。
 
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 2日目は、いよいよ漉桁を使っての6「紙漉き」です。
ひとりずつ、先生と一緒に漉きました。みなさんの感想では、漉桁が思っていたより重くて、難しかったようですが、先生が優しく教えて
くださいました。
  
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 写真(左)は、漉いた和紙を重ね、板ではさんで、少しずつジャッキでしぼる工程です。1時間かけて、ゆっくり水分を取っていきます。
 写真(右)は、漉いた紙を平板に張ってこれから乾燥させようとするところです。 ハケを使って、板に和紙を2枚重ねて貼ります。
その上から、フクギの葉でこすって空気を外に出し、密着させます。数日間そのまま陰干しで乾燥させ、最後に日光に当てたら完成です!
 
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 1枚の和紙ができるまでに、たくさんの時間と手間がかかることを学びました。いよいよ、3月の修了式では、この紙が、みんなの
修了証になります。