平成26年度こども博物館教室 第9回 和紙作り教室

更新日:2020年03月02日

第9回講座「和紙作り」 

 講師:安慶名清先生

2015年2月7日(土曜日)〜8日(日曜日)

手作りした和紙が、みんなの修了証書になるよ!
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講師の安慶名先生は、那覇市首里儀保町で手漉琉球紙工房「蕉紙菴」を営んでおられます。。
こども博物館教室では、第4期生の時からお世話になっています。

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はじめに、和紙の原料になる植物の種類を教わりました。
今回は、石垣島に自生している「アオガンピ」という植物を使います。
博物館の前の花壇でも、観察することができます。

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�@ 原木蒸し
前もって先生方がアオガンピを蒸して、蒸してやわらかくしてありました。
水をかけて急に冷ますことで、皮を剥きやすくします。

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�A 皮はぎ
皮をしごくように剥いていきます。
みんなで、たくさんの枝の皮を剥きました。

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�B 煮熟(しゃじゅく)
みんながむいた皮は、ソーダ灰と一緒に煮ます。
黒くて硬い表皮を溶かし、和紙に必要な繊維を取り出します。

  
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�C ちり取り
白く美しい和紙に仕上げるために、煮熟した原料から不純物を取り除きます。
アリよりも小さいちりを取るので、とっても大変な作業でした。

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�D 叩解(こうかい)
ちりを取り終えた原料を、木槌で叩いて細かい繊維にしていきます。
大きな木槌でドンドンドンと叩いて、にぎやかで楽しい作業でした。
最後に水に混ぜて、細かな繊維になっているか確認しました。

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実際に使用するには、より丁寧にちりを取り、より細かくした繊維でなければなりません。
今回の講座で使用する原料は、安慶名先生が1週間ちり取りし、5時間もかけて叩解してくれたものです。
アオガンピから、こんなきれいな繊維が取れるなんて驚きですね!

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リュウキュウトロロアオイの根を叩いて水につけておくと、粘りが出てトロトロに。
この液を「ネリ」と呼びます。アオガンピの繊維をつなぐ役割をしてくれます。

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漉き舟に、アオガンピの紙料、トロロアオイのネリ、水を入れ、
小さく切った色紙も入れて、よく混ぜます。
これで、紙漉きの準備が整いました!

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�E 紙漉き
ひとりずつ、先生と一緒に漉きました。
みなさんの感想では、漉桁が思っていたより重くて、難しかったようですが、
先生が優しく教えてくださいました。

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�F 圧搾(あっさく)
漉いた和紙を重ね、板ではさんで、少しずつジャッキでしぼる工程です。
1時間かけて、ゆっくり水分を取っていきます。

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�G 乾燥
ハケを使って、板に和紙を2枚重ねて貼ります。
その上から、フクギの葉でこすって空気を外に出し、密着させます。

数日間そのまま陰干しで乾燥させ、最後に日光に当てたら完成です!


1枚の和紙ができるまでに、たくさんの時間と手間がかかることを学びました。
受講生からは、「紙を無駄遣いしないようにしたい」などの感想がありました。

いよいよ、3月の修了式では、この紙が、みんなの修了証になります。
楽しみにしていてくださいね!