石垣市北部地域・西部地域活性化基本構想について
「石垣市北部地域・西部地域活性化基本構想」を策定しました
本市の北部地域・西部地域は、手つかずの美しい自然が残り、農業、畜産業が盛んな地域であり、また開拓移民による歴史や、独自の伝統文化を有しております。
しかしながら、近年は人口減少が続いており、今後も過疎・高齢化が更に進行していくことが予想され、将来的に地域コミュニティの維持が危惧されております。
その人口減少の影響で、地域社会の中心的な存在であり、地域の交流拠点として重要な役割を果たしていた北部地域の平久保小学校は、令和6年3月に閉校となりました。
また西部地域においては、旧西海区水産研究所石垣庁舎(以下、「水産研究所」とする)の移転から約8年が経過しており、同施設を利活用した地域活性化は、かねてより地域住民の期待するものでありました。
これらの背景と、北部地域・西部地域の振興は、第5次石垣市総合計画及び第2期石垣市地域創生総合戦略における本市の主要施策と定められていることから、地域コミュニティの維持、移住・定住の促進、地域課題の解決、産業振興による地域経済の循環、雇用の創出などを図るため、平久保小学校、水産研究所の利活用を重要プロジェクトとした「石垣市北部地域・西部地域活性化基本構想」を策定いたしました。
本基本構想は、住民意見交換会、関係団体ヒアリング、市民アンケート、事業者ニーズ調査などにより北部地域・西部地域の現状・課題の整理をし、今後の同地域の活性化の指標となるミッション・ビジョンを設定し、同地域に一体的な相乗効果をもたらす拠点を創出するため、平久保小学校跡地、水産研究所跡地の利活用パターンを検討し、同地域の活性化を図るものであります。
更新日:2025年04月30日