令和2年度 ふるさと納税活用事業

更新日:2021年06月10日

令和2年度も引き続きふるさと納税を通して全国の皆様から多くのご寄附を賜りました。誠にありがとうございます。今後も寄附金を効果的に活用し、本市の活性化に尽力していきたいと考えておりますので、応援の程よろしくお願いいたします。

以下ではふるさと納税で頂いた寄附金を用いて、令和2年度に行った事業をご報告いたします。

児童生徒派遣費助成事業

事業総額

1,749,000円(うち基金活用額 1,749,000円)

 

市外・県外で開催される大会等へ児童生徒が参加する際にかかる派遣費用及び楽器等の輸送費に寄附金を活用しました。これまでは春休みという大会の多い時期にも関わらず、補助できず派遣費や輸送費が大きな負担となっていましたが、寄附金を活用することで保護者の負担を軽減することができ、子ども達が離島のハンデを乗り越えて貴重な経験を得ることができました。

 

使い道

未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業

シルバーパス事業

事業総額

3,095,690円(うち基金活用額 3,095,690円)

 

高齢者の外出支援を行い、社会参加を助長し、福祉の向上を図るため、バスの定期券の補助とタクシー利用券の支給を行うシルバーパス事業を行いました。

高齢者がシルバーパスを利用することで、高齢者世帯の負担を軽減し、外出の支援をすることができました。

 

使い道

福祉のまちづくりに関する事業

防災士養成事業

事業総額

4,608,350円(うち基金活用額 4,608,350円)

 

石垣市では、自主防災組織が結成されているが、活動役員やリーダー不足が課題となっていました。そこで、地域防災の担い手となる防災リーダーを育成し、地域防災力の強化を図るため、防災士養成事業を行いました。新たに75名の防災士が誕生し、地域の防災リーダーの育成と防災意識の向上を図ることができました。

 

 

使い道

その他まちづくりに資する事業

名蔵アンパル保全・利活用推進事業

事業総額

6,905,162円(うち基金活用額 3,453,162円)

 

ラムサール条約登録湿地であり、西表石垣国立公園の一部に指定されている「名蔵アンパル」において、保全・利活用計画策定を目的に令和元年度より事業を行っています。

令和元年度は名蔵アンパルに関わりのある地元公民館、事業者、関係団体、各行政機関を集め、「名蔵アンパル保全・利活用推進協議会」を立ち上げ、環境調査を実施し、問題点等を抽出した環境カルテを作成しました。

令和2年度は、環境カルテを基に保善・利活用計画の策定を行いました。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持・再生に関する事業

石垣市3R推進事業基本計画策定業務

事業総額

4,950,000円(うち基金活用額 2,475,000円)

 

石垣市の持続可能な社会の形成に向けた取り組みにあたり、本市の状況やニーズに合わせた3R(リデュース、リユース、リサイクル)の推進活動を行うために必要な指針となる基本計画を策定しました。計画を策定することで、今後の3Rを具体的な方法を知ることができ、今後の活動に繋げることができました。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持再生に関する事業

石垣市高齢者安全運転支援装置設置促進事業

事業総額

2,705,000円(うち基金活用額 2,705,000円)

 

公共交通機関が充実していない石垣市において、バス等の運行数が少ないなどの理由で、免許証を返納した元気な高齢者の外出の減少が懸念されています。

そこで、高齢者の方々に安全に運転していただくため、急発進や誤発進を抑制する装置の購入の補助に基金を活用しました。

補助をすることで、多くの高齢運転者が車を運転することに潜在的な不安を抱えていることを知りました。また、高齢者の方の応募だけでなく、その家族や周りの方々からのお問い合わせ等が非常に多くあり、交通安全について自分自身やご家族との話し合い、再確認する機会にもなりました。

 

使い道

その他まちづくりに資する事業

犬猫の避妊去勢補助事業

事業総額

3,713,900円(うち基金活用額 3,713,900円)

 

石垣市では、犬猫による糞尿や鳴き声、敷地内での出産などの相談が多く、要因のひとつとされる飼育されている犬猫や野良猫の適正な繁殖管理を行うことを目的とし、特に相談の多い猫の飼い方のルールとマナーの周知とともに、飼育されている犬猫及び野良猫の避妊去勢手術費の一部助成について基金を活用しました。

補助を行うことで、動物の適正管理、不要な繁殖を防止することの理解を得ることができ、動物愛護の精神の周知に繋がっています。

 

使い道

動物の愛護と管理に関する事業

市立小中学校楽器購入事業

事業総額

31,229,000円(うち基金活用額 31,229,000円)

 

石垣市の各小中学校の鼓笛隊、吹奏楽、マーチングバンドは、長年の伝統を引き継ぎ、活発に活動しています。これまで大切に使用してきた楽器が寿命を迎えているところであったが、買い替えることが難しい状況でした。

この度、基金を活用し、各校の楽器を更新することでき、生徒たちから寄附いただいた方々への感謝と、元気を与えられる演奏がしたいとの意欲ある言葉をいただきました。子どもたちの情操教育と今後の子どもたちの更なる活躍に寄与することができました。

 

使い道

市立小中学校楽器購入事業

石垣市工芸館動画コンテンツ制作事業

事業総額

1,499,960円(うち基金活用額 1,499,960円)

 

石垣市の伝統的な工芸産業である八重山上布や八重山みんさー織の振興を図る施設である石垣市伝統工芸館において、市民や観光客の皆様へ八重山上布等の制作工程を紹介する動画を制作しました。

伝統は、継承とともに時代のニーズに応じて創造と革新がなされ、受け継がれています。このような過程を紹介することで、貴重な地域資源の発信や、伝統工芸に対する誇りと愛着を育み、工芸産業の継承と発展を図っていきます。

 

使い道

島の暮らしと手仕事、伝統工芸品振興に資する事業

島の土と陶芸産地形成事業

事業総額

735,350円(うち基金活用額 735,350円)

 

地域資源を活用した窯業振興の観点から、大嵩地区の市有地に賦存する磁器質の粘土の活用について調査を行いました。

新たな原材料のバリエーションが増えることで、石垣島ならではの地産地消としての付加価値が高まり、技術向上や陶芸振興を図ります。

 

使い道

島の暮らしと手仕事、伝統工芸品振興に資する事業

緊急告知自動起動防災ラジオ無償貸与事業

事業総額

10,999,450円(うち基金活用額 10,999,450円)

 

災害時における高齢者や要援護者に対する情報伝達を強化するため、緊急告知自動起動防災ラジオの購入に基金を活用しました。今後は、高齢者や要援護者等に無償貸与し、災害時の迅速な情報伝達や避難行動に繋げていきます。

 

使い道

その他まちづくりに資する事業

730花いっぱい事業

事業総額

441,080円(うち基金活用額 441,080円)

 

離島ターミナルの近傍や市街地の中心にある730交差点をたくさんの花々で飾り、多くの観光客や市民で賑わうエリアにふさわしい景観を創出することを目的に、ボランティアによる周辺の美化活動の推進を行いました。色とりどりの綺麗な花を咲かせ、華やかな景観を創出することで、人々の癒しの空間を創ることができました。

 

使い道

その他まちづくりに資する事業

学校図書館図書整備

事業総額

2,367,464円(うち基金活用額 2,367,464円)

 

学校図書の充実を図り、子ども達が読書に接する機会や多様な知識の習得、豊かな感性を育む学校図書教育環境の向上を目的に、文部科学省の標準冊数に満たない小学校4校と、中学校4校の標準冊数の拡充に寄附金を活用しました。

整備冊数として、総計1,092冊の図書が整備され、対象中学校では、約3%以上の蔵書率改善ができました。

 

使い道

未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業

ブックモービル活用事業

ブックモービル活用事業

 

事業総額

12,219,900円(うち基金活用額 12,219,900円)

 

図書館の利用が困難な遠隔地を定期的に巡回し、図書の貸し出しや図書相談などを実施し、遠隔地の読書環境を整えることを目的に、移動図書館車両の購入を行いました。

石垣市のどこにいても読みたい本が読める環境を作り、読書と学習の機会を増やすことで心豊かな生活へ貢献できることを期待しています。

 

使い道

未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業

カンムリワシの交通事故防止に係る注意喚起看板設置事業

事業総額

459,800円(うち基金活用額 459,800円)

 

石垣市の鳥であるカンムリワシの交通事故による傷を負ったカンムリワシの救護等が続発している状況であるため、すべての運転者(市民や観光客等)にスピードの出し過ぎが事故につながることを周知するため、注意喚起を呼びかける看板を設置しました。

繰り返し事故が起きている区間を運転者に認識させることができ、またカンムリワシだけではなく、野生生物全般のロードキル防止に資することができました。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持、再生に関する事業

帆かきサバニ文化継承事業

789,000円(うち基金活用額 789,000円)

 

伝統として引き継がれている帆かきサバニの修繕作業の場所や台風時の避難場所等の確保のため、専用の保全施設の整備のための設計を行いました。

今後整備することで、地域における伝統文化継承促進や帆かきサバニ観光ツアーなど、新たな観光資源の創出が期待されます。

 

使い道

伝統文化の保存、継承に関する事業

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 企画政策課 地域創生係
〒907-8501 沖縄県石垣市字真栄里672番地
電話番号:0980-82-1350

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