令和3年度 ふるさと納税活用事業

更新日:2023年12月08日

令和3年度も引き続きふるさと納税を通して全国の皆様から多くのご寄附を賜りました。誠にありがとうございます。今後も寄附金を効果的に活用し、本市の活性化に尽力していきたいと考えておりますので、応援の程よろしくお願いいたします。

以下ではふるさと納税で頂いた寄附金を用いて、令和3年度に行った事業をご報告いたします。

有性生殖サンゴ面的増殖技術支援事業

事業総額

5,000,000円(うち基金活用額 5,000,000円)

 

石垣市においてサンゴ礁は、豊かな自然環境の基盤として生物多様性の保全、観光資源・漁業資源として重要な価値を有しています。持続可能な資源の構築とサンゴの漁場再生を目標に設立された有性生殖・サンゴ再生支援協議会によるサンゴ増殖のための活動に基金を活用しました。有性生殖法によるサンゴ礁再生技術は、国内でも事例の少ない増殖法であるが、実用化が定着することで新たなサンゴ礁生態系の創造と海域の生産力向上に寄与することができると考えています。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持・再生に関する事業

「サンゴの日」苗づくり体験イベント委託事業

事業総額

1,000,000円(うち基金活用額 1,000,000円)

 

石垣市の重要な資源であるサンゴの現状などを、未来を築く子どもたちに伝えるため35日の「サンゴの日」に親子向けのイベントを開催しました。

講演会やサンゴの苗づくり体験を通して、サンゴ礁の現状を理解し、保全することの重要性を共有することができました。また、サンゴ苗の植え付けにより漁場の再生や観光資源の維持にも寄与することができました。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持・再生に関する事業

石垣市ヤシガニの持続活用及び保護事業

事業総額

5,830,000円(うち基金活用額 5,830,000円)

 

石垣市では、適正な資源管理体制の構築と将来にわたる継続的な保護活動を図るため「石垣市ヤシガニ保護条例」を制定し、捕獲を禁じる「ヤシガニ保護区」を指定しております。

現在の生息状況を把握するため、ヤシガニ保護区内におけるモニタリング調査を行いました。調査の結果、保護区指定前の調査時に確認された個体数より約60個体多い180個体が確認されました。また、保護区の周知看板を設置しました。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持、再生に関する事業

赤瓦等助成金交付事業

事業総額

2,000,000円(うち基金活用額 2,000,000円)

 

赤瓦を漆喰で固めた屋根を持つ伝統的な住宅や石積み等の貴重な風景資産を保全・創出するため、赤瓦等の設置に要する経費の助成に基金を活用しました。

事業を継続することで、沖縄の伝統的な景観を後世に繋げること、市内瓦事業者の生産技術の向上及び継承に寄与すると考えています。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持、再生に関する事業

花いっぱい業務

事業総額

340,214円(うち基金活用額 340,214円)

 

市民及び観光客で賑わう道路植栽桝、各公民館周辺等を色とりどりの花々で飾り、観光都市としてふさわしい景観の創出を目的に、無償かつ継続的に草花を植栽している婦人会などの団体に対して活動に要する費用(花苗や肥料代など)を助成しました。

本事業を通して各地域の美化活動をバックアップすることができ、花の名所づくりの推進にも寄与することができました。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持・再生に関する事業

石垣市周辺海域実態調査

事業総額

11,000,000円(うち基金活用額 11,000,000円)

 

平成25年に策定した「石垣市海洋基本計画」とSDGsの取組の一環として、石垣市の周辺海域の維持保全及び利活用のため、プランクトン等の生物調査、水質及び海流等の海洋調査を実施するとともに、海洋プラスチックゴミや海岸漂着ゴミの実態を把握することを目的として、景観調査を実施しました。本調査による分析をもとに、今後の石垣市周辺海域の保全や、漁業を含めた利活用に役立てることが期待できます。

 

使い道

自然環境保全及び景観の維持・再生に関する事業

 

 

学校図書館図書整備事業

事業総額

2,824,412円(うち基金活用額 2,824,412円)

 

学校図書の充実を図り、子どもたちが読書に接する機会や多様な知識の習得、豊かな感性を育む学校図書教育環境の向上を目的に、文部科学省の標準冊数に満たない小学校3校と、中学校5校に基金を活用しました。総計1,562冊の図書が整備され、対象学校全体で蔵書率の改善ができました。各学校図書館では、まちづくり支援基金(ふるさと納税)活用図書コーナーを設置し、事業のPRを行いました。

 

使い道

未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業

児童生徒派遣費補助事業

事業総額

1,282,600円(うち基金活用額 1,282,600円)

 

市外・県外で開催される大会等(運動競技及び文化関係)へ児童生徒が参加する際にかかる派遣費用の助成に活用しました。基金を活用することで、これまで春休みという大会の多い時期にも関わらず、補助できなかった年度末の派遣にも対応でき、保護者の負担を軽減し、子どもたちは貴重な経験を得ることができました。

 

使い道

未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業

石垣市児童生徒進学等支援金給付事業

事業総額

88,258,858円(うち基金活用額 88,258,858円)

 

子育て世代に対して、子ども達の未来を拓くことを支援することを目的に、小中高校等へ進学する児童生徒を対象に石垣市児童生徒進学等支援金を給付しました。進学にあたり家計への荷重となる諸経費への支援を行うことにより、経済的負担の軽減に資することができました。そのことが、未来を担う子どもたちの教育環境の安定に寄与し、また、子育てしやすいまちづくり及び少子化対策への一助となりました。

 

使い道

未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業

犬猫の避妊去勢補助事業

事業総額

4,440,340円(うち基金活用額 4,440,340円)

 

石垣市には、犬猫による糞尿の被害、泣き声、敷地内での出産などの苦情や相談が多く寄せられています。飼い方のルールとマナーを周知するとともに、動物の適正管理、不要な繁殖を防止することの理解を深めることを目的に、啓発用パンフレットの作成・広報を行い、飼い犬、飼い猫のほか飼い主のいない(野良)猫の避妊去勢手術費用の一部助成を行いました。

 

使い道

動物の愛護と管理に関する事業

帆かきサバニ文化継承事業

 

事業総額

23,000,000円(うち基金活用額 23,000,000円)

 

八重山漁業協同組合では、県知事の認定を受けた指導漁業士等が帆かきサバニの歴史及び帆走技能を後継者に伝える活動に取り組んでいるが、活動を取り巻く環境は厳しい状況にあるため、基金を活用して、保管施設の整備を行いました。伝統文化の保存・継承と更なる文化活動の充実、資源の魅力向上や新たな観光資源の創出に寄与することができます。

 

 

使い道

伝統文化の保存、継承に関する事業

シルバーパス事業

事業総額

4,100,000円(うち基金活用額 4,100,000円)

 

高齢者の外出の支援を行い、社会生活を助長し、福祉の向上、経済的負担の軽減を図ることを目的に、東運輸が販売する『かりゆしパス(生活路線バスの定期券)』の購入について石垣市が助成する事業に活用しました。買い物や通院等に気軽にバスを利用できるため、高齢者の在宅生活の一助となり、介護予防にもつながりました。

 

使い道

福祉のまちづくりに関する事業

高齢者おでかけタクシー事業

事業総額

1,600,000円 (うち基金活用額 1,600,000円)

 

高齢者の外出の支援を行い、社会生活を助長し、福祉の向上、経済的負担の軽減を図ることを目的に、タクシー初乗り運賃を助成するタクシー利用券を支給する事業に活用しました。

本事業により、高齢者世帯の経済的負担を軽減し、外出の機会を増やすことができました。

 

使い道

福祉のまちづくりに関する事業

高齢者の生きがいと健康づくり推進事業

 

事業総額

8,244,000円(うち基金活用額 8,244,000円)

 

高齢者の生きがいと健康づくりを展開し、活力ある長寿社会を積極的に推進することを目的に、石垣市老人クラブ連合会に福祉バスの購入費を補助金として支給します。福祉バスにて送迎することで、より多くの高齢者が趣味のクラブに参加することができるようになるほか、老人クラブがない地区についても福祉バスを活用した交流が期待できます。

 

使い道

福祉のまちづくりに関する事業

石垣市ミンサー織製品の織子養成支援事業

事業総額

3,760,000円(うち基金活用額 3,760,000円)

 

石垣市の文化観光資源である織物分野において課題となっている生産従事者の養成を行うことを目的に、新型コロナウィルス感染症流行拡大の影響を受けて、求職や副業を考えていた市民向けに織子養成講習会を実施しました。基金を活用して給付制度を取り入れたことにより、受講者の経済的負担を軽減でき、ミンサー織生産従事者を増やすことができました。

 

使い道

島の暮らしと手仕事、島の伝統工芸品振興に資する事業

尖閣諸島情報発信拠点創出事業

事業総額

18,446,539円円(うち基金活用額 18,446,539円)

 

尖閣諸島の歴史や自然環境の状況をはじめ、尖閣諸島に関する情報を多くの人に認識してもらうことを目的として、「石垣市尖閣諸島情報発信センター」を設置しました。これまで石垣市には、尖閣諸島の歴史や自然環境の状況等に関して知るための資料は多くありながら、それらを見る場が存在していませんでしたが、本施設が設置されたことにより多くの方に尖閣諸島のことを知ってもらう事ができるようになりました。

 

使い道

尖閣諸島資料収集・情報発信等事業

児童生徒向け尖閣諸島パンフレット作成事業

事業総額

1,595,000円 (うち基金活用額 1,529,000円)

 

本事業では、尖閣諸島の歴史、自然環境等について、児童・生徒などの子供たちにも情報を発信するため、新たに児童生徒向けの尖閣諸島地域教材資料を作成いたしました。これにより尖閣諸島に関する周知や情報発信が十分に行き届いていなかった児童生徒などの子供たちに対し、尖閣諸島について知ってもらい、興味を持ってもらう事が期待できます。

 

使い道

尖閣諸島資料収集・情報発信等事業

「尖閣諸島」資料収集・情報発信等事業

事業総額

2,090,000円(うち基金活用額 2,090,000円)

 

尖閣諸島には1969年より島名と地番を表記した行政標柱が建立されています。本事業では令和2年度10月に尖閣諸島の字名が「登野城」から「登野城尖閣」へ変更されたことに伴い新たに行政標柱を製作しました。尖閣諸島が我が国の領土であり、石垣市の行政区域であることを国内外に広く知らしめるための発信源となることが期待されています。

 

使い道

その他まちづくりに資する事業

730花いっぱい事業

事業総額

233,049円(うち基金活用額 233,049円)

 

離島ターミナルの近傍や市街地の中心にある730交差点をたくさんの花々で飾り、多くの観光客や市民で賑わうエリアにふさわしい景観を創出するため、ボランティア団体・個人による周辺の美化活動を推進することを目的としています。通年色とりどりの花で華やかな景観を創出することができました。

 

使い道

その他まちづくりに関する事業

この記事に関するお問い合わせ先

企画部 企画政策課 地域創生係
〒907-8501 沖縄県石垣市字真栄里672番地
電話番号:0980-82-1350

メールフォームによるお問い合わせ