石垣市下水道の概要

更新日:2022年06月07日

石垣市下水道の概要

  石垣市は、琉球弧及び日本列島の最南西端にあって、那覇市から約410キロメートル、東京都は約1,960キロメートル、隣国台湾(台北)とは約280キロメートルの距離に位置する国境の都市であり、アジアとの結節点となる位置にあります。1市2町、10の有人島からなる八重山諸島の拠点であり、沖縄県第3位の面積を有する石垣島と尖閣諸島で構成されています。風光明媚な恵まれた地理的・自然的条件や地域の特性を生かし、観光リゾート産業、農・畜・水産業等あらゆる産業の振興発展に取り組むとともに「島の魅力と人々の活力が奏でる海洋・文化交流都市 いしがき」をめざして住み良いまちづくりに邁進しております。

 本市の下水道整備は、石垣島北西部に位置する川平地域よりスタートしております。当該地域の特色として、200種以上のサンゴ礁が群生し、島内主要の観光地となっている川平湾や、黒真珠養殖技術の確立と量産化を世界で初めて成功させた事で知られております。下水道事業としては、川平地域で昭和63年度に「特定環境保全公共下水道」として事業採択を受けており、平成元年度より事業に着手し、川平浄化センターの竣工を受け、平成6年4月1日から川平処理区として供用開始されております。

 また、石垣島南部においては社会基盤整備により生活環境が変化し、市街地へ人口が集中していることから、生活雑排水の量が増え、河川や周辺海域への環境悪化に対処するため、平成4年度から公共下水道事業に着手し、石垣西浄化センターの完成を受け、平成13年2月1日より市街地の一部において石垣処理区の供用開始をいたしました。

 現在、石垣処理区の下水道事業計画は令和4年度まで事業認可を受けており、事業をすすめております。川平処理区も含め、下水道事業は長期に及ぶ事業であることから、整備計画の見直しを適宜行い、“快適で住み良いいしがき”づくりに邁進します。

石垣市下水道事業の概要表

 

石垣市公共下水道事業(石垣処理区)の概要表
項  目 全体計画 事業計画
下水道計画目標年次 平成47年度 平成34年度
行政人口 ( 人 ) 49,082  
排除方式 分流式下水道 同左
下水道計画区域(ha) 828.9 500.5
計画処理人口( 人 ) 38,600 14,442
計画1人1日 日平均 455 同左
当り汚水量 日最大 590 同左
(L/人・日) 時間最大 1,130 同左
計画汚水量 日平均 17,600 6,571
(m3/日) 日最大 22,800 8,521
  時間最大 43,700 16,320
処理場施設 名称 石垣西浄化センター
位置 石垣市字新川白若原1491番地
処理能力(m3/日) 22,800 8,521
敷地面積(m2) 34,400
流入水質(mg/L) BOD 191. SS 145 同左
放流水質(mg/L) BOD 15 同左
処理 水処理 標準活性汚泥法 同左
方式 汚泥処理 機械濃縮、消化、機械脱水、乾燥 機械濃縮
  機械脱水、乾燥
放流先環境基準 石垣港海域 「A類型-ロ」
ポンプ場計画 ポンプ場 3 3
マンホール形式 11 5

 

石垣市特定環境保全公共下水道事業(川平処理区)の概要表

項  目 全体計画 事業計画
下水道計画目標年次 平成37年度 平成36年度
排除方式 分流式下水道 同左
下水道計画区域(ha) 33.4 33.4
計画処理人口( 人 ) 926 609
計画1人1日 日平均 260 270
当り汚水量 日最大 360 370
(L/人・日) 時間最大 690 710
計画汚水量 日平均 241 164
(m3/日) 日最大 334 225
  時間最大 639 432
処理場施設 名称 川平浄化センター
位置 石垣市字川平大兼久819-1番地
処理能力(m3/日) 490 同左
敷地面積(m2) 10,000
流入水質(mg/L) BOD 253. SS 200 同左
放流水質(mg/L) BOD 15 同左
処理 水処理 オキシテ゛ーションテ゛ィッチ法 同左
方式 汚泥処理 濃縮 → 搬出 濃縮
  搬出
ポンプ場計画 マンホール形式 2 2

 

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 下水道課 業務係
〒907-8501 沖縄県石垣市字真栄里672番地
電話番号:0980-82-1537

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