展示替えのおしらせ

更新日:2021年10月02日

久場島清輝画稿の展示替えのお知らせ

 

 久場島 清輝(くばしませいき)をご存知ですか?

 

 久場島清輝は1864年から1920年にかけて、石垣島で活躍した画家、芸能家です。宮良村に定住して、多くの画稿(絵)を残しました。

 石垣市立八重山博物館では、平成24年度から沖縄振興特別推進市町村交付金を活用して、久場島清輝の残した資料の修復を進めています。このたび、修復を終えた6点を常設展示にて新たに公開しました。

 その内のひとつには、獅子のような動物に跨り鎖状の手綱を持った神像が描かれ、下方に「紫微鑾駕(しびらんか)」と記されています。

 八重山諸島では、木造建物の棟木に「天官賜福紫微鑾駕」と記す風習があり、この画稿(絵)もそれと関係があるされています。その他の組踊りの図、関帝王の図などと併せてご覧ください。

 ご来館をお待ちしています。

 

観覧時間:9時~17時(16時30分までに入館) 

料金:大人200円、中学生100円 小学生は無料 月曜日は休館

※なお、閲覧に際しては、新型コロナウイルス感染防止対策へご協力ください。

石垣市内の新型コロナウイルス感染の状況によっては、休館となることがあります。

考古・染織資料の展示替えのお知らせ

 

博物館常設展の考古・染織資料の展示替えをしました。

考古資料には最近の発掘調査の成果を取り入れ復元した土器・陶磁器の他、銅製品、まとまって出土した勾玉とビーズ、陶製の人形を、染織資料にはかつて八重山で女性用礼装とされたスディナ衣装、1870年代に中国から持ちかえったと伝わる防寒着などを展示しました。

 また、常設展やロビーには、草木を使った昔のおもちゃ、民具なども展示しています。こども達の夏休みの宿題へのヒントになるかもしれません。

ご来館をお待ちしています。

 

観覧時間:9時~17時(16時30分までに入館) 

料金:大人200円、中学生100円 小学生は無料 月曜日は休館

※なお、閲覧に際しては、新型コロナウイルス感染防止対策へご協力ください。

石垣市内の新型コロナウイルス感染の状況によっては、休館となることがあります。

 

中森式土器

勾玉とビーズ

陶製の人形片

染織資料