令和7年度第1回農作物等盗難防止パトロール

更新日:2025年07月14日

農作物等盗難防止パトロール

 近年、生産者が丹精込めて作られた農作物が盗まれる被害が全国各地で起きています。本市においても、収穫前の農作物が盗難に遭い、窃盗事件として捜査が行われる事案が発生しました。

 この様な事案を再び発生させないために、農業委員及び農地利用最適化推進委員、各関係機関が連携し各地域での定期的な巡回を行うことで、農産物や農業用機械等の盗難防止に繋がり、生産者が安心して耕作できる環境を守ることを目的として、令和7年7月11日に盗難防止パトロールを実施しました。

関係機関合同の出発式

圃場や倉庫の見回りを行いました

 

今回は石垣市農業委員会(農業委員、農地利用最適化推進委員、事務局)

石垣市農林水産商工部農政経済課の他

JAおきなわ八重山支店、NOSAI沖縄八重山支所、八重山警察署、八重山農林水産振興センターの

4関係団体が参加していただき、総勢54名のメンバーでパトロールを行いました。

生産者が行う取り組みや地域で行う被害防止対策で、盗難を未然に防ぎ、被害を出さないような活動を行いましょう。

1.生産者が行う取り組み

・収穫物は畑等に放置せず持ち帰る。
・ハウスや保管庫等について、窓や出入口の施錠を徹底する。
・道具(収穫用コンテナや脚立等)は、盗難に利用されないよう園地からこまめに撤収する。
・侵入者を見分けるために、作業者は腕章、農作業車両にはステッカー等の目印を着ける。

・園地にネットや柵等を設置し、侵入しにくい環境を作る。
・園地に「盗難注意」「立入禁止」「農薬散布直後」等の看板やのぼり旗を設置する。
・防犯カメラ、センサーライト等を設置する。

・通行人から見える位置に「防犯カメラ作動中」等のステッカーや看板等を設置する。

2.地域で行う対策

・地域の生産者や警察と連携して防犯パトロールを実施し、不審者・不審車両を見かけた際は速やかに警察に通報する。

・JAや市町村の無線放送等を活用して、不審者・不審車両の目撃情報や盗難被害の発生状況を共有するとともに、生産者に農作物の保管・管理を呼びかける。

・生産者に注意喚起のチラシを発出する。

・チラシや広報誌、SNSで防犯対策の実施について情報を発信する。

この記事に関するお問い合わせ先

農業委員会 事務局
〒907-8501 沖縄県石垣市字真栄里672番地
電話番号:0980-82-1563

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