1 福祉施設入所者の地域生活への移行
1 福祉施設入所者の地域生活への移行
(1)国における基本指針
1. 平成28年度末時点の施設入所者の9パーセント以上が地域生活へ移行すること
2. 平成32年度末の施設入所者数を平成28年度末時点の施設入所者数から2パーセント以上削減すること
(2)石垣市における施設入所者の地域生活への移行の目標
事項 | 数値 | 備考 | |
---|---|---|---|
現入所者数(A) | 87人 | 平成28年度末(H29年3月31日現在)の入所者数 | |
目標年度入所者数(B) | 100人 | 平成32年度末の見込み | |
削減見込み目標値(C) | -13人 | -15% | C=A-B=E-D(国指針:目標2%以上削減) |
新規入所者数(D) | 13人 | 平成30年~平成32年度末までの新規入所者の見込 | |
退所者数(E) | 2人 | 平成30年~平成32年度末までの退所者の見込 | |
地域移行目標数(F) | 2人 | 1.7% | (E)のうち、地域移行目標者(国指針:目標9%以上移行) |
〇削減見込み及び地域移行者数設定の考え方
施設入所支援は、重度障害のある人の夜間における日常生活の場としてニーズの高いサービスですが、石垣市内の入所施設は常に満床状態が続いており、待機者も常に10名以上となっております。
地域移行を図るためにはグループホームが重要な役割となりますが、市内のグループホームもわずかに出た空きもすぐに埋まってしまう現状にあります。在宅生活の継続が困難な人を受け入れる住まいの場の確保を図るため、グループホームの整備促進を図りますが、介護負担及び家族(介護者)の高齢化を理由とする待機者が減らない状況にあるため、既存施設の増床の検討を行います。
一方で、平成30年度から新規サービスとして創設される自立生活援助を開設する予定の事業所が見込まれるため、わずかではありますが、地域への移行者を見込みます。
更新日:2020年03月02日