令和7年度戦跡めぐりを実施しました。
戦後80年、戦跡をめぐり平和への思い新たに・・・
石垣市教育委員会では、市内の戦争遺跡をめぐり、平和についての意識を高める取り組みとして、慰霊の日前後に戦跡めぐりを実施しています。
今年の戦跡めぐりは6月21日(土曜日)に開催しました。石垣市文化財審議会委員で八重山の戦争に詳しい大田静男氏に講師を務めていただき、市民24名が参加しました。
「海軍南飛行場跡周辺の戦争遺跡と石垣島事件」をテーマに、飛行場跡である市役所をスタート地点とし、真栄里海岸の銃眼跡、大浜村の忠魂碑、フルスト原の海軍壕群、海軍警備隊本部跡(石垣島事件の現場)、八重山戦争マラリア犠牲者慰霊之碑、八重守之塔、石垣島海軍警備隊聖観音碑、大浜の掩体壕をめぐりました。
講師からは、飛行場やその付属施設の建設の経緯や背景、石垣島事件の悲惨な状況などが語られ、参加者はメモを取るなどして熱心に聞き入っていました。
石垣島事件の現場付近では、現在の土地所有者によって、平和を願うとぅばらーまの歌碑が建立されており、講師の歌うとぅばらーまに、参加者が静かに聴き入る場面もありました。
令和7年度 戦跡めぐり 配布資料 (PDFファイル: 6.4MB)
巡見先
真栄里海岸の銃眼跡
大浜村の忠魂碑
フルスト原の海軍壕群
海軍警備隊本部跡(石垣島事件)

八重山マラリア 犠牲者 慰霊之碑・八重守之塔
石垣島海軍警備隊聖観音碑
大浜の掩体壕

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教育部 文化財・市史編集課
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更新日:2025年07月04日