令和元年度 ふるさと納税活用事業 2
石垣市高齢者安全運転支援装置設置促進事業
事業総額
831,000円(うち基金活用額 831,000円)※次年度繰越額 3,169,000円
昨今、全国的に課題となっている高齢者の交通事故は、本市においても重要な課題となっております。また、本市は、公共交通機関が充実しておらず、バス等の運行数が少ないなどの理由で、免許証を返納した元気な高齢者の外出の減少が懸念されます。
そこで、高齢者の方々に安全に運転していただくため、急発進や誤発進を抑制する装置の購入の補助に基金を活用しました。
高齢者の方の応募だけでなく、その家族や周りの方々からのお問い合わせ等が非常に多くあり、交通安全について自分自身やご家族との話し合い、再確認する機会にもなりました。
使い道
その他まちづくりに資する事業
犬猫の避妊去勢補助事業
事業総額
1,590,564円(うち基金活用額 1,590,564円)
本市では、犬猫による糞尿や鳴き声、敷地内での出産などの相談が多く、要因のひとつとされる飼育されている犬猫や野良猫の適正な繁殖管理を行うことを目的とし、特に相談の多い猫の飼い方のルールとマナーの周知とともに、飼育されている犬猫及び野良猫の避妊去勢手術費の一部助成について基金を活用しました。
飼育されている犬猫に加え、餌やりを行っている野良猫にも手術を行う機会が増え、またこれまで規制等のなかった猫の飼い方についてガイドラインを制作したことにより、飼い方だけでなく、野良猫への餌やりや猫の糞尿等で困っている方への対策を具体的かつ、分かりやすく説明できるようになりました。
使い道
動物の愛護と管理に関する事業
名蔵アンパル保全・利用事業
事業総額
14,201,094円(うち基金活用額 7,106,094円)
石垣市南西部に位置する「名蔵アンパル」は平成17年にラムサール条約登録湿地として登録され、その後西表石垣国立公園の一部として指定されている多様な生物の生息地として重要な地域ですが、近年、土砂流入や水質悪化により陸化の進行やマングローブ林の拡大に伴う干潟域の減少等の環境悪化が指摘されています。
そこで、基金を活用して名蔵アンパルの現状を調査し課題の整理を行い、自然環境再生工事の施行及び保全・利用計画の策定を行いました。
使い道
自然環境保全及び景観の維持・再生に関する事業
島の土と陶芸産地形成事業
事業総額
436,145円(うち基金活用額 436,145円)
前年度に行った市内の陶芸事業者との意見交換会、勉強会等を踏まえて、今年度は、下記のように事業を実施しました。
1. 公図と照らして、ドローン撮影等を行い、行政財産及び周辺エリアの現況資料を作成しました。
2. 『石垣島窯業資源調査(平成11年3月/沖縄県八重山支庁)』で調査の行われた市内、大嵩地区の磁器土埋蔵場所について、専門家を招聘して位置や現状について確認し、陶芸振興に有効な原材料の埋蔵場所の検討を行いました。
使い道
その他まちづくりに資する事業
児童生徒派遣費助成事業
事業総額
1,376,000円(うち基金活用額 1,376,000円)
市外・県外で開催される大会等へ児童生徒が参加する際にかかる派遣費用及び楽器等の輸送費に基金を活用しました。これまでは春休みという大会の多い時期にも関わらず、補助できず派遣費や輸送費が大きな負担となっていましたが、基金を活用することで保護者の負担を軽減することができ、子ども達が離島のハンデを乗り越えて貴重な経験を得ることができました。
使い道
未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業
更新日:2020年08月14日