猫の完全室内飼いのススメ

更新日:2024年04月09日

~あなたが飼っている猫は、まちの嫌われ者になっていませんか?~

猫に関する多くの苦情や相談が、環境課にも寄せられています。

あなたの気付かないところでご近所に迷惑をかけているかもしれません。

もう一度、猫の習性や飼い方のマナーを考えてみましょう。

完全室内飼いは、猫にとっても人にとってもメリットがいっぱい!

猫のフン尿や鳴き声などでご近所に迷惑をかけないためにも、猫の健康と安全を守るためにも、猫は完全室内飼いを徹底しましょう。
 

室内で完全リラックス
外に出さないのも愛情です。

猫にとって家の中は最も安全ななわばりです。

適切な環境を用意すれば、猫は外に出さなくても家の中だけで十分満足することができます。

完全室内飼いは、ご近所への迷惑防止だけでなく、交通事故やほかの猫との喧嘩による外傷、病気やノミの感染を防ぐなど、さまざまなメリットがあります。

部屋の広い、狭いではなく猫の習性を理解し、上下運動のできる部屋作りや外を眺められる場所の確保、トイレや爪とぎの設置などで猫にとって住みやすい環境を整えてあげましょう。

完全室内飼いをするためのポイント

不妊去勢手術をする

発情期の大きな鳴き声がなくなる、オスの尿の臭いが薄くなるなど、室内で飼いやすくなる効果があります。また、生殖器系の病気の予防にもつながります。

爪とぎ道具を複数用意する

爪とぎ道具を用意することで、他の場所での爪とぎ予防になります。家の中に何箇所か用意すると、より効果的です。

高いところに登れるようにする

猫は高い場所に上りたがる習性があります。家具を階段状になるように段差をつけて並べたり、猫用のキャットタワーを用意し、猫が快適に過ごせるようにしましょう。

猫のトイレを清潔に保つ

猫はキレイ好きなので、トイレが汚れているとそのトイレを使いたがりません。粗相の原因にもなるので、排泄物はこまめに取り除きましょう。

猫の数+1で用意すると、なお良いでしょう。

窓の外を眺められるようにする

猫は好奇心が強い動物なので、窓の外の様子を見たがります。猫を退屈させないためにも、窓のそばに猫が登れる台を用意したり、猫用ベッドを用意するなど、猫が快適に過ごせるようにしましょう。

猫が窓を開けないように注意しましょう。

所有者明示を行いましょう

室内飼いであっても、不意に外へ飛び出してしまう場合もあります。

万が一に備え、迷子札やマイクロチップを装着しましょう。

名札には必ず、飼い主の名前や住所、電話番号などを記入しておきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

市民保健部 環境課
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