自動火災報知設備の誤報が多発しています!

更新日:2025年02月20日

近頃、自動火災報知設備の誤報による消防隊の出動が多発しています。

出動の際に、関係者や管理者と連絡が取れず長時間現場に滞在する場合もあり、他の災害発生時の対応に支障をきたすことが懸念されています。

自動火災報知設備とは

ある程度の規模の大きさになる建物や用途によって設置が義務づけられている、消防設備です。

火災を早期に発見し、ベルの鳴動などで建物全体に火災を知らせることにより、被害を最小限にする為の設備となっています。

自動火災報知設備が作動すると

誤作動の場合も含め、消防隊が出動します。夜間などは所有者と連絡が取れず、火災の真偽が確認できるまでは引き揚げることが出来ない為、長時間現場滞在となる場合があります。

そうなると必要とされている救急や火災などの災害現場への出場に支障が出る可能性もあります。

誤報の原因とは

多くは経年劣化など維持管理がなされていないことによる誤報が多く発生しています。

消防法により自動火災報知設備も含め、消防設備は点検の実施と消防署への報告が義務付けられています。

誤報が続くと・・・

消防隊の災害対応への支障が懸念されるほかに、利用者や居住者も「また誤報か・・・」と思い本当に火災が発生した場合でも逃げ遅れや命を落とす危険性も出てきます。

また故障による機能不全の場合、火災が発生しても本来の役割を果たさずに、同様に逃げ遅れや甚大な被害が発生する恐れがあります。

被害を防ぐためにできること

点検を実施し、故障などあった場合は改修をお願いいたします。

尚、自動火災報知設備は延べ面積1000平方メートル以下の建物規模まではご自身で点検が可能ですが、必要な機材がある上に点検方法も専門的であることから、業者へのご相談を推奨しております。

 

石垣市内業者はこちら

システム防災 090-3191-5537
日本防災技研 090-7470-8924
八重山テレホンサービス 090-4510-6711

石垣市内で「点検済み表示登録会員」に記載かつ、掲載承諾を得た業者のみ掲載しています。

消防設備点検について詳しいご説明は

こちらです。

建物所有者や管理会社の方へ

消防隊が必要とされている救急や火災などの災害現場に対応できるよう、

建物利用者や居住者に万が一火災が発生しても人命を救い被害を最小限にするために、ご協力をお願いいたします。

ご不明な点やご相談がありましたら、石垣市消防本部予防課までご連絡ください。

メールでのご連絡も受け付けております。

この記事に関するお問い合わせ先

消防本部 予防課
〒907-0002 沖縄県石垣市字真栄里668

電話番号:0980-82-4047

FAX:0980-83-6698

予防課メールアドレス yobou119@city.ishigaki.okinawa.jp

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