消防計画書の作り方

更新日:2025年03月05日

お問い合わせの多かった消防計画書の作り方やひな形をご紹介します。

消防計画書の説明(対話形式)でまとめました。

登場人物

  • 石消さん(会社員):ビルの管理を担当する新人防火管理者
  • 防予さん(消防署員):消防計画の専門家

 

一緒に消防計画について見ていきましょう。

消防計画書とは

消防計画書とは?

 

石消:「消防計画書って具体的にどんなものなんですか?」

防予:「消防計画書は、建物の防火・防災対策をまとめた書類のことです。火災の予防、発生時の対応、避難方法などが詳しく記載されています。」

石消:「なるほど。法律で作成が義務付けられているんですか?」

防予:「はい。消防法に基づいて、一定の建物では作成・届出が義務になっています。」

消防計画の内容とは

消防計画書の内容

石消:「具体的に、どんな内容が書かれているんでしょうか?」

防予:「主に次のような項目があります。

  1. 建物の概要(所在地、構造、用途など)
  2. 火災予防対策(防火管理者の氏名、防火設備の点検計画など)
  3. 避難・通報計画(火災発生時の対応、避難経路、消火活動の手順)
  4. 訓練計画(避難訓練、消火訓練の実施計画)

 などが定められています。」

石消:「かなり細かく決められているんですね。」

防予:「そうですね。万が一のときに備えて、しっかり作成することが大切です。」

消防計画書の作成・提出

石消:「消防計画書はどこに提出するんですか?」

防予:「管轄の消防署に提出します。建物の規模や用途によって、作成・届出が必要かどうかも変わりますので、事前に確認するといいですよ。」

石消:「提出した後は、何か対応が必要ですか?」

防予:「はい。計画に基づいた訓練を実施したり、定期的に内容を見直したりする必要があります。また、防火管理者を設置することも義務づけられています。石垣市内の建物であれば、石垣市消防本部が管轄になります。」

消防計画書サンプル

消防計画書は建物の用途によって内容も変わってきます。

例えば、

お店や飲食店は不特定多数の人が出入りするので避難訓練も「年2回以上」と決まっています。

逆に工場や事務所は従業員など決まった人しか出入りしない建物は「年に1回以上」と定められています。

サンプルを参考に修正し届出してください。

まとめ

石消:「消防計画書は、火災を防ぐための重要な書類なんですね。しっかり作成して、定期的に見直すことが大事だと分かりました!」

防予:「その通りです。従業員やお客様の安全を守るために、作成してください!」


消防計画書の作成について、何か他に知りたいことはありますか?

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