猫の飼い方ガイドライン

更新日:2024年04月09日

石垣市では、2017年2月に市民を対象に実施した「飼い猫・野良猫に関するアンケート」の結果を受け、猫と人間が仲良く暮らせるように「猫の飼い方ガイドライン」を作成しました。

石垣市猫の飼い方ガイドライン(PDFファイル:5.6MB)

 

動画も作成しましたので、ぜひご覧ください。

猫を適切に飼うために大切なこと

完全室内飼いを徹底しましょう

猫は環境が整っていれば、室内で飼育可能です。

交通事故や喧嘩による外傷、病気感染、他人の敷地での糞尿など、危険やトラブルを避けるためにも室内で飼育しましょう。

所有者明示を行いましょう

室内で飼っていても、ふとした拍子に外に出てしまう可能性があります。

飼い猫が万が一逃げてしまった場合に備えて、迷子札やマイクロチップを装着しましょう。

迷子札には必ず飼い主の名前と住所、電話番号を記入しておきましょう。

避妊去勢手術をしましょう

猫は繁殖力が大変強く、あっという間に増えてしまいます。

実際、手術をしていなかったために多頭飼育に陥り、管理できなくなる多頭飼育崩壊が問題になっています。

不妊去勢手術をなるべく早期に実施することにより、発情によるトラブルや感染症を防ぐことにもつながります。

健康管理はしっかりしましょう

かかりつけの動物病院をもち、定期的に健康診断を行いましょう。

病気によってはワクチン接種で防げるものもあります。可能な限り接種しましょう。

また、猫の健康面についてはもちろん、飼い方についてわからないことは動物病院(獣医師)に相談してみましょう。

万が一に備えましょう

必要なワクチン接種や寄生虫の駆除、トイレやケージの使用などの最低限のしつけをおこないましょう。

また、ご自身の防災グッズのほかに、ペット用の避難セット(トイレシートや食料など)を用意しておきましょう。

餌やりを行っている方へ

石垣市には、毎年多くの猫に関する苦情や相談が寄せられます。

餌を与えるのであれば、しっかりとした方法で行い、猫を思う気持ちと同等以上に周辺住民の生活への配慮が必要です。特に、以下の点に注意しましょう。

周辺住民への配慮を心掛ける

周辺住民のなかには、猫アレルギーの方や猫が苦手な方がいるかもしれません。

また、糞尿被害等に悩む方もでてくるかもしれません。

苦情があった際にはすぐに対応できるようにしましょう。

餌をあげている猫を把握する・飼い主を探してあげる

餌を与える猫を決め、健康状態に気を配り、適切な対応ができるようにしましょう。

また、ご自身が飼うことができない場合は、飼ってくれる方を探しましょう。

餌やりは定点、定時、定量を心がける

餌を与えるときは、周辺住民の迷惑にならない「決まった場所」「決まった時間」「決まった量」を与え、猫が食べ終わったらすぐに片付けましょう。市販のペットフードを与えましょう。

排泄物等の掃除をおこなう

周辺住民に迷惑がかからない場所にトイレを設置し、管理しましょう。

また、定期的に周辺をパトロールし、トイレ以外の排泄物についても掃除や臭い消しを行いましょう。

猫でお困りのかたへ

猫が敷地内に侵入し、困っている場合は、猫にとって快適な場所から不快な場所にすることが大切です。方法としては、下記をご覧ください。

猫でお困りの方へ(PDFファイル:731.5KB)